エピソード2(2)

(※報恩抄脱線して申し訳ございません。
太田殿女房御返事の途中(1006頁)からの愚釈になりますので、皆様ご注意下さいませ。
こちらも、あくまでも愚釈です。
m(__)m)

「妙法蓮華経の五字の中に諸論師・諸人師の釈まちまちに候へども皆諸経の見を出でず、」
(釈尊が説いた)妙法蓮華経を、いろいろな論師や人師の方々が解釈を述べているけれども、皆ほとんどの方々は諸経(部分的な権(かり)の教え)の見方を脱していないまま解釈を述べている。

「但竜樹菩薩の大論と申す論に『譬えば大薬師の能(よ)く毒を以て薬と為すが如し』と申す釈こそ此の一字を心へさせ給いたりけるかと見へて候へ、」
但し、竜樹菩薩の著(あらわ)された大論(大智度論)(だいちどろん)という論釈のなかに、『譬えば大薬師の能(よ)く毒を以て薬と為すが如し』と述べておられる釈こそが、この(妙の)一字を心得て釈しておられると拝することができます。

「毒と申すは苦集(くじゅう)の二諦・生死の因果は毒の中の毒にて候ぞかし、」
毒というのは人生におけるあらゆる苦しみのことで、生死の問題・生命の問題を解決できないことが毒の中の毒ということであります。

「此の毒を生死即涅槃(しょうじそくねはん)・煩悩即菩提(ぼんのうそくぼだい)となし候を妙の極とは申しけるなり、」
この問題を(凡夫の当体のままで)生死即涅槃・煩悩即菩提と解決することができる即身成仏の法門こそが妙の究極であると申されております。




(続く^^)



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